来る年もすべて流れていくものをただ止めないでここにいましょう ー 良いお年を。

ラーメンの麺はどうだと聞かれても今日の私は単なるモヤシ ー 面倒ごとに失策ばかり、、、。

人生の答え合わせをする前に歯間ブラシを買いに行かねば ー 洗濯物も畳まねば。年賀状も用意せねば。

陽の名残（なごり）集めて重き鈴なりの蜜柑は照らす冬の庭先 ー 冷たい空気の中に光る

まだ入る食べ過ぎなのにまだ入るもう一口を誰か止めてよ ー だ、誰か

一人ではないよ一人じゃいられないだから一人で人想いたい ー 一人を楽しむ

砂利を踏む音だけ響く参道に白椿動き無くただ有る ー 背景として

「賑やかに過ごしたイブは遠い日か」ふと微笑んでしまう聖夜だ ー あの人の波。今から思えば夢のよう。

歌の歌詞より穏やかにあの日々を思い出させに香る白薔薇 ー 別に求めていなくても

やって来るホリデー前に真っ先に入れるのはまず歯医者の予約 ー 全然ロマンチックじゃない

首元にヒヤリ刺客が現れて厚手のコート越しに殺られた ー 不覚。マフラーは必要であった。

忘れてた。え？何時から？間に合うか。お風呂済ませてテレビを見よう。 ー 今18時12分

先見えず横歩きする蟹だけど筋肉だけは鍛えられてる ー タフになるよね

「落ち着いて」言った私が一同の中で一番落ち着きがない ー あたふた

凍る朝滑る転ぶは厳禁でそぉっとそぉっと渡る大橋 ー 受験シーズンに入ります

花ひとつ見つけた見つけた幸せを歩み続ける今日誕生日 ー happy birthday

雪山を滑りて降りる心持ちどうにでもなれ何とでもなる ー そして。なるようになる。

無情も枯れ行く終い眺めては嘆く嘆くよ息切れるまで ー 辛い。

冷たさの細波（さざなみ）寄せるこの頃は仄（ほの）かあかりをこころに灯す ー もうすぐクリスマスだし新しい年もやって来るし

まあなんだ。そう、とりあえず良かったよ。元気でいればそれでいいから。 ー こちらが心配する程じゃなかったのか。

願っては望み時間を過ごす松先ず先ず（まずまず）未（いま）だ待つはこの松 ー 待つ時間は長い

人間は慣れる生き物今月は別の生物になってみよう ー 人に近寄らないビクビクしたリス。家から出ない冬眠中のクマ。やたら神経質なアライグマ。などなど。

サンザンニビビルサンジョウハサテオキサザンカハヒビビビッドニサク ー アザヤカニサク （散々にビビる惨状はさて置き山茶花は日々vividに咲くー 鮮やかに咲く）

あたらしいパソコンが来て古いやつ拗ねてもう立ち上がりもしない ー そんな事でどうする

冷えた葉が小さく小さく揺すられて白い息吐く日の始まりに ー 寒い朝

風に乗れごきげん自由いつだって必要とされるあの雲になれ ー のびのび生きる

ぐらつかず自分の役目を果たすこと何にも増して素晴らしいこと ー 見習いたい。そうありたい。 kayo2012.hatenablog.com

新しく作った空に残された白い卵の月を釣る朝 ー おっとっと

でもそんな寒くないしとコート置き出てきたもののもう帰りたい ー しまった

遠き日の伽藍近くの夜紅葉胸の辺りで今は眠らせ ー 一昨年のライトアップ