好き好きに向いた数多の拡声器言いたい事は一つ「生きたい」 ー みんなそうだよ

あっけなく人は亡くなる現実に日本が気付くコメディアンの死 ー こんな事が。悲し過ぎる。

「お花見に来ていません」と注意書きしての写真を掲載します ー 桜の木の下を通りました。この一場面を切り取れば、世界は何も変わらない。 注：お花見に来ていません

動かずに下見てごらん花があるしばらくじっとここにいようよ ー 動くと踏んじゃうよ

日向水木の花火散る見て腹わたに在るものかつがつ和らぐ ー 癒される

木蓮を独（ひと）り仰ぎゐてしのぐゆめゆめ無自覚者（もの）にならじと ー 密閉密集密接を避け

刻々と移る大局時（とき）は青し振り落とされぬようしがみつく ー 粘り強く。

目にて見るものかは桜iPhoneのカメラ越しより色濃く映る ー 気配は更に

春は車内ようやく開けたるドア側（ぎわ）。強く吹く風。着けたてのマスク ー こころ安きこと。辛きことは聞きしよりもまして、言うかひなし。

甘やかな匂ひやさしくおぼろなり散るひとひらは時を白めり ー 幻想のような雪柳

ああ肉かぁ私今夜はカレーだよ六日前からマイブームだよ ー どんな肉より絶対カレー（負け惜しみじゃない！）

わたくしとしぜんつながりあるものはうつくしくただただうつくしく ー 本日の花 本日の空

公園の松整える音カシリカシリ邪気切るかに響きをり ー 気持ちよく

コート着て汗かくを見て水仙がぱらっぱっぱと笑う春の日 ー 衣替えせねば

ビビッドな暮らし求めてAmazonのカートに荷物増える困惑 ー ありゃりゃ

かづきたる寒さおわりの様となり春に到るかひたひたひたと ー 今日は冷え、明日は晴れる。季節は進む。ありがたい。

心配が過ぎると目にするもの全て何でもコロナに見えてくるのだ ー あ！こんな形

後ろめたくカフンカフン（花粉花粉）とクシャミしてとぼけた顔で見る木瓜（ぼけ）の花 ー 花粉時期の体調管理の難しさ

眠りたし赤子のよふに菜の花の真中（まなか）にこともなくこともなく ー 疲れていませんか？

構わずに鳥囀（さえず）っているのですパンデミックの朝が来たのに ー 綺麗な声で

なごやかな枝々と空は借り物他人（よそ）の庭にて鳴る鈴の音 ー 響く

手に残るチケットの期限気にかけるだけの事ならどんなに良いか ー 明日は晴れますように

「今日、私、ブラックコーヒー飲む人のミルクピッチャーとなる」の巻 ー とほほ。存在価値なし。

これくらいまぁまぁいいかの上乗せが程よく効いた穏やかな春 ー 早くも賑やかに

伝わらぬこと伝わってこないこと遠くにいても近くにいても ー距離ではなくて

疲（つか）ること咽（むせ）び咳込む堪へ難き現（うつつ）所在なく置くを思ひて ー 情報にやられる日々

しばらくは潮の走るを櫂（かい）握り和（な）ぐまで波の行くすゑを見て ー 過ごす

名前問ふ中也を朗読したき午後この花はいい花はいいねと ー 「何の、花、かよ」

「イベントが中止」君はこの瞬間に誰かを救い勇者となった ー 不思議な感染力。今、何が起こっているのか。 Charlottetown, Prince Edward Island

クリームのしたさくらんぼクリームのうえこんぺいとカップには春 ー スタバの回し者のような私 スタバ さくらさくらんぼフラペチーノ すごくおいしい