夏空は青く広がり唯（ただ）君の新天地での活躍祈る ー がんばれー

文字にして残さないのは絶対に伝わらないと知っているから ー 「みぢかうた」は別腹。

改めてどうぞと言われ受け取った地蔵盆のお干菓子は甘く ー 子どもたちの声は遠い

訳はある何故そうなのか分かってる自分そんな自分に苛立つ ー どうしてこうなのか

蔦絡む土塀向こうの百日紅わっさわっさと天目指し咲く ー 満開

問いかけや答えは無くて穏やかに手にするはこの夏の花束 ー 愛情

大切な宝のような１日であったんだよと伝えておくよ ー 今日

木陰から子供の高い声響きたちまちに活気付くは世界 ー こどもの力

ギラついた自由と呼ばれる青空と違うしなやかなものを手に入れ ー 生きていく

さようなら当たり前かのようにして時間をひとつ手放している ー 今。

君の名の印鑑がある百均のお店はドラえもんのポケット ー 何でもありすぎる。

容赦ない追い駆けっこのルールにはタッチ交代おしまいが無い ー え？これずっと続くの？

変わること理由をつけて庇（かば）いたくなるものでしょう自分自身で ー 言い訳

濃い赤がハイビスカスの花開く形で広がる雨雲レーダー ー うわぁ豪雨

毎日が礼儀正しく過ぎていく平和でのどかな優しい世界 ー も、あるんだよ。

ぱらぱらと雨落ちてきて送り火の耀く点がじんわり煙る ー 静かに

小雨中歩いていると左手に咲いていたので咲いていたので ー 歌にしました

今欲しい答えはこれやあれじゃなくその中間にあるものなんだ ー 上手く言えないけれど

がっかりと立ち尽くす人今はただ目の前の雨の粒を恐れよ ー 注意すべき事ばかり

丁寧に言葉の葉脈紐解けばそこには意味が現れてくる ー 繋がっていたぞ

銘柄の一つ一つの美しさそこに味わう人がいてこそ ー 輝いて見える

わさわさと勝手にやってきた夏が草を茂らせ蝉を鳴かせる ー 真っ盛り 雑草天国 蝉時雨

わからない自分の居場所探してるカメラロールの中の足跡 ー どこだここ？

見えてくる後から後から何もかもこの青空の下にあるもの ー 一切合切

あの店に再び行く日が来るのかな、、今もあるかな？あった！よかった！！ ー 検索してみた。一安心。

大切にしたいのは今心から落ちて来る唯（ただ）静かな気持ち ー ぽつり。 「この世界の（さらにいくつもの）片隅に」を見る今日。

黄色くて尚且つ赤い日本地図コロナ猛暑日鮮やか過ぎる ー ひえぇ

がむしゃらに自分に喧嘩売るような無理倒れ込む今年の夏よ ー なんとも

毎日が冒険のようでヒヤヒヤだいつになったら平気になるの？ ー そうだねぇ。まだまだかもねぇ。

慎重に陽の薄紙を剥がしつつ夕刻淡く溜息をつく ー 美の時