2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧
考えるいくら好きでも嫌いでも私は他人(ひと)では無いのだからと ー 成り代わる事はできない
半開き季節の扉軽く叩き転がるように霜月が来る ー もうすぐ
無理だって今期のドラマ網羅するつもりでいるのか無謀な私 ー つい、見始めてしまって。すでに1日の時間が足りない。
蒼白い街の流れは昼日中歩いてもどこか秋の寂しさ ー 季節を感じる
さっきまで私の中にいた赤がガラス管にて順番を待つ ー 健康診断
愚痴ぐるぐる愚痴ぐるぐるで囚われて口がへのへのへの字になった ー もう
まだ何も損なわれてない朝時間再来月の打ち合わせをする ー 何もかもが新鮮
澄んでいく青を背に光は強く必死に煌(きら)めき燥(はしゃ)ぐ少女だ ー もうすぐ大人になる
今日の日がいつか蘇るきっとまた目が覚める時記憶の彼方 ー その時何をしているだろう
パターンを書いては消して行く雲のほぐれる様を描(えが)く巨匠よ ー 変化する秋空
計画を進めていこう赤くなる葉が全て落ちてしまう前に ー 順番に
生きているうちに減るもの増えるものせめて身体は軽めでいたい ー よね。
コンビニでクーポン使いコーヒーを頼む時の満足度ときたら ー それはもう
カーテンを閉じてしまえば一番に綺麗な空を知らないで済む ー 残念だとも気付けない
空を縫う金木犀の魔法あり我に不意にの微笑み与へ ー 「わぁ」と笑顔になっちゃう
現実を見たくないから脇見して押し花にするただ今の時 ー 残酷すぎる映像たちよ
雨の午後定かにならぬ頭垂れ秋草の道をのろのろ登る ー 秋の葉になっているなぁ
しっとりと静かな夕べのはずなのに扁桃体は暴れてみせる ー 世界の不安
未練あるこの居心地にお別れを待つ枝秋の風の抜け道 ー もうすぐさようなら
前の席思いもよらぬ懐かしい姿見つけるそんな日だった ー 偶然
眩しくて思わず閉じる目の先に一握りの夏が残るよ ー 風は冷たいのに
馴染めない急に冷たい空気でも元気丈夫なクローバーだよ ー 放任で平気
やがて葉を翻し消え去る時よ小雨中いま美しいばかり ー きれいだね
くっきりと音の底から流れまで教える古い三台のピアノ ー ショパン コンクール
陽が落ちて色も匂いも深くなり冷えた心も横たえてみる ー 疲れているので
絶対に間違いが無い珈琲の粉を手に入れたぜご満悦 ー な、私。
ひと雨が来てまた去って金色の鈍い湿った影沁みる秋 ー 冷たい
漫画なら23巻読めるのに何故か進まぬ小さな課題 ー 今更ながらの鬼滅
犯人はお前なんだねそうだろう一番怪しくない奴の誠実 ー ビンゴ!
底なしにビールを呑んで空っぽな心の樽をガバガバ満たす ー もちろん抜けていく