みぢかうた

31もじ

ランキングに参加しています。クリックして応援いただけると嬉しいです。

にほんブログ村 ポエムブログ 短歌へ
にほんブログ村


2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

11月30日

丁寧に剥かれた蜜柑ひとふさをいとやすやすと子には与える ー 親あるある

11月29日

幸せはたまに動物の形のビスケットになったりするよね ー ね。

11月28日

時として生きるに足りる実が成るを口に苦くも楽しみて喰む ー 不平を言わず

11月27日

あの古い日記帳にも残されたお説教をばまた受けるとは ー 参った。

11月26日

雨浸みる冷たく暗い土くれに完璧な花白く残りて ー 目を引く

11月25日

変わりなく島の猫等は元気だと教えてくれる優しき人よ ー 嬉しい

11月24日

今してもしなくても良い家事は鉄マンガンよりも5倍は重い ー モチ上がらない

11月23日

見よこの日暮れるまで紅(くれない)の葉は只(ただ)恐ろしく燃ゆ ー 激しく

11月22日

さらさらと紅葉が肩をふるわせて雨は囁(ささや)きくちづけをした ー が、これから冷え込む

11月21日

残された奇妙な美しき赤は静かに老いた秋の足跡 ー 今日は音も立てない

11月20日

次々とあなたの願い叶いますようにと金の葉が舞いて降る ー 輝き強く

11月19日

翻(ひるがえ)る月のカーテン昔いたあの人たちはもういないのに ー 月食

11月18日

想像のカンバスにのる錦より刻一刻豊かになる色味 ー 変化そのものが美しい

11月17日

「あの月は電線に乗り旅に出る」風は悲しげにため息をつく ー そんな夕方

11月16日

連なりし黒く浮き出る葉の影絵次の季節への想い冴えて ー もうすぐ冬か

11月15日

空渡りくる少々の冷たさが解(ほど)かれて密かに冬を待つ ー じっと

11月14日

問題を抱えたままで閉じこもる心引くかに黄の色照らふ ー ただ花は開いて

11月13日

自らが花咲くだけでいささかの躊躇も感じないとは謎だ ー 世の理りとは

11月12日

大切な答えがどこで決まるのか建設的なはなし発注 ー 請け負い先どこ?

11月11日

紅葉濡れ軽く歩み去るまぼろしの時が踏まれて滲(にじ)むこの色 ー あかく

11月10日

時が張る縦の糸しかなき川の流れは揺れて止まらず ー 消える

11月9日

降りそそぐ色づけ重き秋の雨粒はただ口を噤(つぐ)むばかり ー なぜか静かだ

11月8日

鳥が去り微(かす)かに湿る気配あり白く崩れて濁り行く空 ー 明日の朝は雨

11月7日

いつどこでだれがだれとて答えるはなぜどうしての謗(そし)り思えば ー なんですよ

11月6日

心配を拾うにはまだ訓練がいると余程に臆病になる ー 心の安定必須

11月5日

苦しくて仕方ないやと壊したら愛情(あい)は卵の殻の厚さだ ー 意外と脆い

11月4日

挨拶をしていられない葉は全て黙ったままにさっさと落ちる ー あれ?いつのまに?

11月3日

撫子の優しき笑みのお裾分けいただくばかりでお返しできず ー ただただ癒されます。

11月2日

寒いのか暖かいのか暑いのかまるで占いのようなものだ ー 最近の天気

11月1日

受け取った自虐ネタかのコメントに意外と深いダメージくらう ー 大切に。人も。それ以上に自分もね。