2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧
頑張れる自信がないや透明な心の鎧(よろい)着けながら言う ー この微妙な感じ
新しく届く知らせで鳴るスマホ持ち歩く並木道爽やか ー 世間は騒がしいのにね
ぎっしりと文字が書かれた一篇のものがたりさまざまな結婚 ー ほほぉ
夕影が射して僅(わず)かに揺れ動く葉がたぐられて紅色となる ー 所々が紅葉
窮屈で休まることがない何かそれに変わる物さえあれば ー いいのに
季節過ぎ残る花々幾許か途切れがちだが言葉を交わす ー まだ暑いですなぁ
よろよろのつまらない午後運命の赤いドレスの女に出会う! ー ぎゃーと叫んで文字通り跳び上がったよ
怠惰から逃れるために懸命にあらゆる努力をする勤勉さ ー なんだか良くない気がする。
花眺め歩く夕刻突然に豪雨に閉じ込められて呆然 ー わー
藍鼠(あいねず)の影呼吸する雲流れどうしたって満月を隠す ー 見えないなぁ
デレデレと甘い駄菓子を口にして今欲しいのは出涸らしのお茶 ー お茶が怖いよー
ふぅわりと優しい気持ち浮かぶのは君の顔だよ個人的朝 ー おめでとう
風通り抜ける先から変わるのか琥珀色へと震える木の葉 ー 台風一過
気圧だか湿気か何か知らないがやたらめったら気が滅入ってね ー 台風前
運命に全てを委ね結局は始末に終えなくなるありのまま ー 困る
饒舌で語る全てが鼻につくウンチクたれ子が鏡に映る ー 喋りすぎなんだよ
と言うのも言葉に移しかえる術(すべ)知らずにいてのことかさてさて ー どうするよ
ご覧あれアブラカダブラ瞬く間このカフェオレを消してみましょう ー ゴクゴクゴク
シナリオに外れていない雨がただ悪気なくザァザァと降るのだ ー 秋の雨
まぜこぜでごったがえしにからまってこんくらい心こんぐらかり ー ん?写真がこれだと実は整っているって事か。
何よりもチェックリストのクリックで音が出るところが好き カチリ ー やり終えてやったぜ。 気がつけば秋だぜ
全巻が無料と知って急ぎ読むそんな女に推しなどいない ー 漫画、期限付きなので慌てて読んでいます。
憂鬱は秋の必須ではありません任意での対応となります ー 宜しくお願いします。
剥き出しの言葉は無くて果たされた義務深き沈黙の凄みよ ー 胸に来る
自分でもわがままだって分かってる少し笑って見る秋の空 ー 心変わり
読み終えて伝える「辿り着いたのはここでしたか」と次元を超えて ー 向こうの人に
いつまでか雨の気配も知らぬまま凡(およ)そ終わらぬ仕事に倦(あぐ)ね ー これ一月じゃ無理 今日は雨だったらしい
辛辣で結構だけど疲れるわそんな考え捨てておしまい ー と、自分自身に
バタバタと落ちる大きな雨粒を縫って小走り傘はささない ー すぐそこまでだから
ほらそこに最後の蝉がいると言いまた長い沈黙となる ー ジー