六月の花どき大切なものが消えてしまわぬように俯(うつむ)く
ー 小さいものを愛でる
六月の花どき大切なものが消えてしまわぬように俯(うつむ)く
ー 小さいものを愛でる
紫陽花や何を伝える伝えたい何か求めて花色を変え
ー 咲く
熱こもる雨合羽着て小走りで着いたあの日の六月の庭
ー 親切な家主だったなぁ
吹けば飛ぶような綿毛のココロでも次の世代の種守りたい
ー 強くありたい
顔つきが変わってきたよ昨日とは蔓(つる)伸び伸びて目指すのは上
ー 成長
紫陽花はこの晴天に手を広げ梅雨の奥行きなど確認し
ー 咲いている。暑そう。
いつだって目に入る色は一瞬で明日のアルバムには入らない
ー 次の日は違う色
体重が牛乳パック1個分増えて世界が小さくなった
ー 南の島が近くなった
「三年が過ぎ、、」とドラマで問題はするり綺麗にスライドされて
ー 便利
値下げ不可中途半端に交渉が出来ずひっそり開く紫陽花
ー これ以上は無理
楽しみが空からパラリ落ちてきたピスタチオカラーの粒よ
ー 新発売のアイスを食べる。
ラジオから流れる天気予報「雨」修行出るなら今しかないか
ー 猫と一緒に
雨風を厭わず日照りにも負けずそれに気付かぬ者になりたい
ー 「え?そんな大変だったっけ?」
湧いてくる水を溜め行く紫陽花は暑さちらつく晴れを好かない
ー しっくり来ない